9月より、学生の教育・指導に当たることになりました。
私たち歯科医師や歯科衛生士は、学校で座学を学ぶと同時に、実際の臨床の場に出て「見学」や「実習」を重ねながら勉強していきます。そして国家試験に挑戦し、資格を取った後も、座学と実地の学びは続くのですが、まずは学生時代の臨床実習がとても重要になります。
患者様にしてみれば、まだ資格も持っていない学生に診療を見学させたり、時には処置のお手伝いもすること、不快に思われる方もいるかもしれません。 しかし医療に携わる人間全てが、最初はここからスタートし、患者様に勉強させて頂きながら成長していきます。 どうか教育の大切さをご理解いただき、温かい目でご協力を頂けましたら大変嬉しいです。
でも「今日は学生さんには診療内容を見学して欲しくない」「この処置は学生さんにはやって欲しくない」などのご要望は当たり前にあると思います。
私どもも十分配慮して学生の関わりを判断しておりますが、お気持ちに気づけない時もあるかもしれません。どうか遠慮なさらずにお申し出下さい。
ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、ご理解ご協力のほど宜しくお願いいたします。